自衛官の私が筋トレを始めた理由

 自衛官というと身体を鍛えていてすごいいい身体をしていると思う方が多いと思うかもしれない。だが、それはほんの一部の隊員でみなさんがよくテレビやネットで見ている空挺隊員や水陸機動団隊員がいい身体をしているのでそういうイメージがついているのだろう。空挺や水陸は特別で他の部隊に比べて厳しい訓練を行い、レンジャー隊員が多かったりするため、いい身体をしている人が多い。一般部隊はどうかというと空挺や水陸ほど厳しい訓練をするわけではないので身体を常日頃から鍛えている人はそう多くない。

 ではなぜ一般隊員だった私が筋トレをするようになったのか。それは・・・

 

 

暇だったから!

である(w)。そんな理由かよと、みんなが思うだろうがそれが理由である。始めた頃はまだ部隊に配属されてまもない頃で、一番下っ端だったので仕事が終わり、夕飯を食べたあとは部隊の周りの清掃があった。18時ごろに清掃をスタートして終わるのは大体20時とかだった。私がいた部隊では清掃に関して少しうるさい所だったので時間がかかっていた。営内点検が次の日にあったりすると最悪で終わるのは22時とかだった。

 これを聞くとあまり暇じゃないと思うかもしれないが23時の消灯時間まで時間があったので私がいた駐屯地には幸いにも体育館にウェイト器具があったのでそこで毎日のように筋トレをしていた。元々、ウェイト器具での筋トレは高校の時に少し経験していたので丁度いいし筋トレでもしようと決めて行ってきた。他の人たちは携帯をいじったり寝ていたりしていたので私はみんなと同じことはしたくない性格や何か一つ突き抜けていたいという思いもあり始めたのがきっかけである。始めた当社は筋トレについて知識もあるわけではなくただひたすらベンチプレスを行っていた。その甲斐あってなのか始めは80キロがMaxだったが一ヶ月半で100キロまであげられるようになった。そうなってくると筋トレにはまりこんでしまい筋トレをしないとストレスになるまでになっていた(笑)。仕事終わったら掃除してすぐ筋トレの生活を毎日しており、そうなってくると部隊の人からはなんのためにそんな筋トレをするんだ?と言われたりしたが筋トレ中毒の私からしたら、自衛官でなぜ逆に筋トレをしないんだと思ったりそんな体型で自衛官ってwwと思うようになっていた。少し見下していた部分もある(笑)。

 そんな感じで筋トレを続けてきた私は自衛隊にいるうち最後まで筋トレを続けることが出来た。

 

最後に

 最近というわけではないがツイッターとかでテストステロンさんという筋トレ社長がいるがその人がいうように筋トレをすることによってのメリットはたくさんあり、人生を成功するための手段にもなってくると思う。もし何かに悩んだりしているのならば筋トレや身体を動かしてリフレッシュしてみることをお勧めする。