自衛隊の後期教育って何?

 陸上自衛隊に入隊すると最初の三ヶ月は前期教育といい自衛官として必要なスキルを身につけて前期教育が終わったあと後期教育という流れになっています。その後期教育とは何なのかをはじめに解説していきたいと思います。

 

 後期教育の前に知っておかないといけないことが自衛隊の中にはそれぞれの職種があるということです。この職種とは何?と思うかもしれませんが簡単に説明すると会社の中に色々な部署があると同じように自衛隊にも色々な部署があるということです。それぞれの部署のことを職種と言い換えただけになります。

 さて本題の後期教育とはについては前期教育が終わると適性検査や前期教育の成績、希望等を比較してそれぞれの職種へと振り分けられ自分はどこの職種になるというのが決まります。決まるとその職種の専門的なことを学ばないといけないです。それを学ぶのが後期教育ということになります。同じ職種になった人たちだけで三ヶ月教育を受けるということになります。

 

前期教育と後期教育はどちらがきついのか?

 これについての答えは職種によるとなります。色々な職種の意見を聞きましたが職種によってバラバラなのが事実で私がいた職種は後期教育の方が断然きつかったです。自衛隊に入隊する人は大体4月に入隊するので後期教育が7月からスタートし暑いという特性もあり、きつかったのを覚えています。外で教育をしていたので毎日汗をだらだらかいて教育していました。中には室内だけで教育される職種もあるみたいなので一概にどちらがきついとは言えないのです。もし楽なとこがいいと思う方はどのような仕事が室内でできそうなのかしっかり自分で考えたり、自衛官に聞く等をすれば間違えはないでしょう。